こんにちは、Kaeです。今回は、目標達成率が二倍になるWOOPの法則についてご紹介致します。動画にて解説いたしましたので、こちらよりご覧ください▼
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WOOPの法則とは?
WOOPの法則とは、アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士が目標達成について20年の研究によって、提唱された法則になります。
一般的には、
・ポジティブシンキングは目標達成を助ける
・達成した状況を思い描くイメージング(ビジョアライゼーション)は引き寄せの力がある
・エネルギーの高さ(=ハイテンションの高さ)が大事
といった内容がありますが、これらは効果がないことを心理学的な研究によって実証しました。そのかわりに、目標達成を助けるための方法として作られたのが「WOOPの法則」です。
WOOPを継続して行うことで食生活の改善や運動を増やしたい、成績をあげたいなどの様々な期待を活かすことができる研究が発表されています。例えば、健康に関する研究では、WOOPグループは基本的な健康情報を受け取っただけの人より1週間後にほぼ2倍の運動をおこなっていたというデータがでています。
WOOPの法則は、4STEP
1.願望(Wish)
2.結果(Outcome)
3.障害(Obstacle)
4.計画(Plan)
WOOPとは、この4ステップの頭文字から取ったものです。このステップに従って答えていくことで、目標や悩みの種類、WOOPを使う人の年齢や設定する期間の長さに関わらず活用できる方法なのです。
この後、具体的な使い方を解説します。
WOOPの法則のやり方
1.願望(Wish)
→自分のなしたげたい目標を書き出す
このときに考える願望は「かんたんではないけれど、頑張れば達成できる」ような難易度に設定しましょう。自己啓発的な「理想の願望を描け」今回は忘れてください。ただの楽観的なだけの願望は避けてください。何故かというと「3ヶ月で1000万稼ぐ」「年収100億円になる」のようなものは行動につながらないからです。
願望を達成するまでの期間は、1年でも、1ヶ月でも、1週間でも、1日でも構いません。しかしはじめの頃は、効果を実感するために1日~数日程度で得たいものにして取り組むといいでしょう。
「~がしたい。~が得たい」と表現できるものは良いです。
2.結果(Outcome)
→目標を達成した際に訪れる結果を書き出す
願望が叶ったことがわかる最高の結果・成果です。時間をかけてもいいので、具体的に想像しましょう。
例を挙げると、
・願望:副業で10万稼ぎたい
・結果:生活にゆとりが出る、ランチを我慢しなくていい など
・願望:ダイエットしたい
・結果:洋服が似合う、異性にモテる、体調が良くなる
みたいな感じです。
臨場感を感じるほどに、具体的に鮮明にイメージできるとよいです。
3.障害(Obstacle)
→障害になる物を考える
達成するのを邪魔している、障害です。
何が理由で行動できないだろうか?
どんな感情や思考が邪魔をしているか?
こうした障害も具体的にイメージしていきます。
ここでのポイントは、「内面の障害」まで落としこむことです。
たとえば、「やる気が出ない」はよくある外的な障害の一つですね。この場合には、「どうしてやる気が起きないのだろうか?」と内面の障害に目を向けていきましょう。
やる気を起こすためには、なにができるか?
モチベーションを上げる際の障害はなにか?
と深く自分の内面を見つめることが大切です。
4.計画(Plan)
→どのような対処法を取るか考える
最後に、障害を克服するか回避するための計画を立てましょう。
重要なのは、自分にできる行動や考えの中でいちばん効果的だと思うものを選びましょう。
ここでは「もし~なら○○しよう」計画を使います。
「もし障害にぶつかったなら、○○という行動をしよう」と決めるのです。
たとえば、「仕事に疲れてやる気が出ないなら、仮眠をとってから作業をしよう」といった具合です。
まとめ
多くの人が目標達成をする際に目標や夢を書いてから、そこから得られる未来までは描いているかと思いますが、その際にどんな障害が想定されて、その障害をどうやったら対処していけるか?そのまで考えている人は少ないと思います。
実際私自身もそうでした。いくら具体的な目標があっても、行動ができなければ目標は達成できないですが、WOOPの法則を利用すると自分の克服ポイントが見えてくるので行動に具体的に落とし込むことが出来るのです。
どんなに大きな目標でも、具体的に行動に落とし込むことで達成することは可能です。ぜひ、WOOPの法則を利用して目標達成をしていきましょう!!