「ササッと仕事を終わらせたいのに、なかなか集中できない」「在宅勤務に慣れて、集中力が続かず、だらだらしてしまう」などと感じることがあるのではないでしょうか。集中したくてもできなくて時間だけが過ぎていくと、イライラしてしまいますよね。
今回は、集中力を上げたいと思っている方に向けて、即効性のある集中力を上げる10つの方法をご紹介します!また、集中できない原因3つも解説しているので、当てはまるものはどれか、またその解決法もチェックしてくださいね。
集中力を上げたいのに…。集中できない3つの理由
ここでは、集中力を上げたいのに集中できない原因を3つご紹介します。
解決策も一緒に記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
オンオフの切り替えができていない
ずっと仕事のことを考えていたり、作業をしていたりすると、オンとオフの切り替えがうまくいかず、集中できなくなってしまう場合があります。
やらないといけない仕事がたくさんあるからと言って、ずっと頭を仕事モードにしていると、気づかないうちに頭が疲れてしまって、集中力が続きません。
そんなときは、タスクごとに、終わらせる目標時間を設けて仕事に取り組んだり、作業が終わるごとに休憩を挟んだりして、頭のオン・オフを切り替えることを意識するのがベターです。
同じことをずっと行っている
人間は、同じタスクをずっとやっていると、飽きてしまいます。
例えば、あなたが記事を書くライターだとして、何本も記事を執筆していたら飽きてしまって、集中力が低下し効率も下がるはず。
その場合は、立て続けに記事を執筆するのではなく、企画書を作成→(休憩)→執筆→(休憩)→企画書を作成というように、違うタスクを交互にやる、そして休憩を挟みながらやることが重要です。
疲れている・睡眠不足
毎日忙しくて疲れていたり、睡眠が十分に取れていないときは、集中力が低下してしまう傾向にあります。
まずは身体を休めることを優先に行いましょう。また気分転換するのも効果的。「どうしても終わらせないといけないタスクがある」というときは、コーヒーやエナジードリンクでカフェインを摂取するのも一つの手です。
集中力を上げたい!実践したい10つの方法
ここでは、集中力を上げたいときに実践したい10つの方法をご紹介します。
雇用契約や働き方関係なしに実践できる【基本編】と、リモートワークやテレワーク、フリーランスなどで自宅で働くことが多い方向けの【在宅編】に分けています。
まずは基本編をチェックして、自宅で働くことが多い方は在宅編もご覧くださいね。
【基本編】集中力を上げたいときはこの方法!
1. オフの時間を必ずつくる
終わらせないといけないタスクがあったり、仕事に追われていたりするほど、気がつけば何時間もぶっ通しで働いていた…なんてことがあるのでは。
人間の集中力の波は15分周期と言われています。小学校の授業が45分なのもこれが理由。またテレビ局はCMを流さないといけないという決まりがありますが、CMがあることによって、視聴者の集中力も続きやすくなります。
仕事をするときも同様に、頭をオフモードに切り替える時間をわざと設けると◎。例えば、45分たったらデスクを離れるなど。下記のアイデアを参考にしてみてくださいね。
〈オフの時間をつくるアイデア集〉
・コーヒーを入れる時間を設ける
・デスクを立ってコンビニに行く
・ストレッチをする
・アフタヌーンティーの時間をつくる など
2. タスクはひとつずつ進める
複数のタスクを一気に進めようとすると、ほとんどが中途半端になってしまい「集中できず結局どれも終わらなかった」ということになってしまう傾向にあります。
さまざまなタスクがある場合は、まず優先順位とタスク1つひとつにかける時間を決めます。
そして、タスクを進めているときは、別のことを考えず、今しているタスクのことだけを考えると、集中力は上がり、効率よく進めることができますよ。
3. 目標時間を決めてやる
集中力が続かない原因で多いのは、タスクごとの時間を決めていないということ。
業務ごとに、「今から始めて、◯時までに終わらせる」というような時間設定をすると、メリハリがつき、集中力をあげることができるのでおすすめです。
自分を追い込んでストレスになるからやりたくない…と思うかもしれませんが、一番簡単で効果的なやり方。また、時間管理は、Googleカレンダーを使うと可視化できて便利です。
〈目標時間を決めて仕事をする手順〉
①1日の始まりに、TODOと優先順位を決める
②Googleカレンダーに優先順位ごとにTODOを入力
③TODOごとに目標時間を設定
例:企画書 13:00〜16:00
休憩 16:00〜16:20
執筆 16:20〜19:00
④タスクが終わるごとに、実際の終了時間に修正
→次回の目標時間設定に活かせる
→タスクごとにどれくらい時間が必要か分かる
4. 音の環境づくり
集中力を上げて業務を進めるにあたって、働く環境づくりはとても大切。
「シーンとした静かな空間が働きやすい」「カフェなどBGMがあった方がいい」「人の声が聞こえて騒がしいところの方が集中しやすい」など、人によって心地がいいと感じる働く環境はさまざまです。
自分が心地よく、仕事がしやすいと感じる環境をつくって働くと、集中力が上がりやすくなります。
5. 甘いもの摂取する
仕事をしていて、ふと「疲れた」と思ったときや「集中力が切れた…」と思ったときに効果的なのが、糖分を摂取すること。
糖分は集中力を維持するためのエネルギー源と言われています。しかし、気をつけないといけないのは、GI値(※)が低いものを食べた方が効果的だということ。
焼き菓子やコンビニで売ってあるチョコレートなどのGI値が高いものを摂取すると、いち早くエネルギーを体内に取り入れ、血糖値を上げてくれて集中力も上がるものの、短期的な効果なので、すぐに血糖値は下がり集中力も切れてしまいやすい傾向にあります。
GI値の低い糖分=血糖値が大きく変動しない
(安定的に集中しやすくなる)
GI値の低い食べ物
・果物
・野菜
・全粒穀物
・Meiji チョコレート効果 など
※GI値・・・グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。食品に含まれる糖質の吸収度合いのこと。
【在宅編】リモートワークで集中力を上げたいとき
6. 休憩するときはデスクを離れる
プライベートの時間を過ごす自宅で働くのは、仕事と私生活のオンオフの切り替えが大変ですよね。自宅で働くときに集中力を上げたいなら、休憩はデスクから離れるのがおすすめ。
仕事をする場所から動かずに、スマホをいじったりランチを食べたりすると、メリハリがつかず、集中力も続かない傾向にあります。
「部屋が狭くてデスクから離れるのは難しい…」という場合は、休憩中はパソコンを閉じて、仕事関連の資料は見えないようにするなど、ちょっとした工夫をするのがベターです。
7. とびっきりのおしゃれをしてみる
在宅で働いていると、上司や同僚など誰にも会わずに仕事をすることができるので、部屋着やノーメイクのまま生活できてとても楽。しかし、誰からも見られていない分「今日は集中できず、だらだらしてしまうな〜」という日もあるはず。
そんなときは、好きな洋服を着たり、アクセサリーをつけたりしてみるのがおすすめです!好きなアイテムを身にまとうと気分があがり、「仕事がんばろう」という気持ちにしてくれます。
8. 快適に仕事ができる環境づくり
働く場所の決まりがないと、ソファやベッド、ダイニングテーブルなど、場所関係なく働くことができます。しかし、自宅で働くことが多いなら、自宅にワーキングスペースを作るのが◎。
ソファやベッドなど、普段リラックスするための環境で仕事をするのは、最初は集中してできても、長くは続きません。デスクと椅子を買って、仕事をするための環境をつくると集中して仕事に取り組むことができますよ。
9. 働く場所を変える
毎日自宅で働くことが続くと、新鮮さがなくだらけてしまうこともあるのではないでしょうか?そんなときは、カフェや図書館など場所を変えて働くことがおすすめ!
新鮮さを取り入れると、気持ちを切り替えることができて、モチベーション・集中力が上がります。
10. 香り系アイテムを使ってリフレッシュ
自宅で働いていると、仕事さえ終わればいくらでもゆっくりできるため、オンオフの切り替えが難しいと感じる方もいると思います。
そんなときは、香りで気持ちの切り替えをするのがおすすめです。今は、フェイスミストや衣料用のミストで香りを楽しめるアイテムがたくさん販売されています。
シュッとひと拭きして、仕事モードに切り替えましょう!
〈集中力を上げやすい香り〉
・レモン
・ローズマリー
・ミント
・サイプレス
・イランイラン
まとめ
集中力を上げたいのに、集中できない原因3つと、集中力を上げる方法10選をご紹介しました。集中力を上げる方法は意外とたくさんあります。
ちょっとした工夫で、集中力がグンと上がることもあるので、気になったことからぜひ試してみてくださいね!